« 川上未映子「乳と卵」 | トップページ | 映画「死ぬまでにしたい10のこと」 »

映画「グスコーブドリの伝記

Gu

   2012年日本で製作された

   杉井ギザブロー監督作品。


   あらすじの上っ面を。

   10歳になるブドリと7歳になる妹のネリheart01

   森の中で家族4人で幸せに暮らしていました。

   けれどある年、森は冷害に襲われ、

   ひどい飢饉に陥ってしまうshock

   両親はどうすることもできず、

   父親が森へ遊びに行ってくると失踪。

   続いて母親も父親を捜しに行くと森へ。

   家には子供二人だけが取り残されてしまうtyphoon

   そこへ謎の男がやってきて、妹のネリだけが連れ去られてしまうのですthunder

   一人になってしまったブドリweep

   まずはてぐす工場で働くことに。

   そしてそこを後にすると今度は沼畑で働くことになるのです。

   沼畑の主人である赤ひげは、仕事以外にも、死んだ息子の本を読んで

   勉強するようにとブドリに言い渡しますpen

   そこでブドリはクーボー博士の事を知るのです。

   そして沼畑を後にしたブドリはクーボー博士のもとへ行き、

   博士から2,3の質問を受け、火山局の仕事を紹介して貰いますsun

   人の役に立てることに喜びを感じながら火山局で仕事をするブドリnote

   しかし再び大きな冷害が起こり、それを防ぐには人工的に火山を爆発させるしか

   方法はありません。そしてそれには犠牲が伴いますcrying

   ブドリは自分が最後まで火山局に残ると申し出るのです。


   物語の概要はこんな感じです。

   正直なところ「グスコーブドリの伝記」の原作に忠実とは言えない仕上がりです。

   この原作の前身であると言われている「ペンネンネンネンネン·ネネムの伝記」の

   要素も取り入れられているようです。その分ファンタジーが盛られていますshine

   そのほか、詩集より「青森挽歌」の一節が引用されていたり、

   冒頭から、「雨ニモマケズ」の詩も授業で朗読されています。


   私はちょっと作った側の驕りを感じました。

   原作に忠実では何がいけなかったのかがわかりません。

   原作に忠実ならば、ブドリは妹ネリとも再会することが出来たし、

   火山局に勤めるようになっても赤ひげとの交流は絶えていません。

   ブドリが楽しく過ごした時間が映画には盛り込まれていないのです。

   そのあたりがちょっと残念でしたweep


   逆にちょっとツボったところは、ネリ役の忽那汐里の笑い声です。

   何度も”アハハハッとか、ウフフフフッ”という、かわいらしい笑い声を

   聞かせてくれるのですが、その感じがなんとも良かったですhappy02

   ブドリ役の小栗旬は最初、少年っぽさが足りないなぁと思ったけれど、

   物語が進んで行くにつれて、違和感はなくなっていました。

   あと私が気になったのは”イーハトーブ語”です。

   映画の最初のクレジットから使われていたのですが、ローマ字と記号?が

   組み合わされているようです。暗号なのかなぁsign02

   ちょっとどうなっているのかはわかりませんでしたsweat01

« 川上未映子「乳と卵」 | トップページ | 映画「死ぬまでにしたい10のこと」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500651/55241407

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「グスコーブドリの伝記:

« 川上未映子「乳と卵」 | トップページ | 映画「死ぬまでにしたい10のこと」 »

モーションウィジェット

無料ブログはココログ