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津村記久子「カソウスキの行方」

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   小さな正義感からくだらないことに巻き込まれ、

   郊外の倉庫に左遷されたイリエ。

   28歳、独身彼氏なしtyphoon

   職場は二つ年下の既婚者藤村♂ 

   そして見た目は四十、しかし実はイリエよりも

   一か月誕生日の遅い独身の森川♂

   そして接点の薄いパートのおばさんたちclub


   そこでつまらない毎日を少しでも楽しくするためにイリエが思いついたのは、

   森川を好きだと仮定してみることflair

   ”カソウスキ”というのは”仮想好き”ということらしいです。

   しか~し、大嫌いではないけれど、決して好きではない森川を好きだと仮定するのは

   やっぱり無理があるらしい。なかなかうまくいかない(^-^;

   けれど観察していると相手のいい面もよく見えてくる

   恋をするというよりも、森川の応援団みたいnote

   そして決してノリノリではないけれど、それなりに親交を深める3人だったりもする。


   けれど、仮想好きっていうのは実践するにはきっとかなりむずかしいに違いないcoldsweats01

   その点イリエってすごいthunder

   ”あまり名前を胸に置きたい相手ではないのだ。好きになるのは難しそうだ”

   と言っておきながら森川のいい面をみつけていく。

   なんてポジティブシンキングshine


   でもこの本、やりとりが結構いろいろ細かい。

   イリエと森川の会話とか、まぁ、イリエ自身なのだけれど…

   そのいろいろ細かいところをみて私の出した結論はpaper

   イリエはかなり面倒くさい女の人ではsign02

   というところに行き着きました。

   たぶんいい人なんだけれども、悪い人ではないんだろうけど、という、

   イリエが森川に抱いた印象に遠からずというもの。

   それに面倒くさいというのは別に悪いことではないのだし。

   チャームポイントでもあるはずnotes

   私はイリエを応援したくなりましたhappy01

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コメント

借りてきて、読みました。
面白かったですよ、凄腕の書き手ですね。
クラッシックの音楽を聴いたような・・・、一文一文無駄がなく、質が高い。
内容は多岐にわたるけれど、澄んだ、きれいな、温かい世界でした。
(ほんとに、ぼくにそこまでの理解力があるか、
   どう表現していいのか、今、自信ないんですけど)

よしもとばななさんの小説を読んでた頃を思い出しました。
まじめはいいことじゃない?でしたか?
そんなセリフも出てきて苦笑しました。
他の短編は・・・、いや、まあ、どの本も読んでからコメントします。

それにしてもこのブログ、ビューワー?多いんですね。
ブログ村のランキングを見てびっくりしました。(28位でした)
ぼくなんか書いていいのかな?
よければまた遊びに来ます・・・。

rona9229さん ありがとうございます。

私の書くあらすじ&感想はいつも実にいい加減さ満載でお送りしているので、
見当違いも多いと思います。でも楽しめて頂けたのならよかったですhappy01
それと私のブログへのアクセスなんて微々たるものです。
いつでも遊びに来てやってください。

ちょっと仰々しく書きすぎたでしょうか?

でも、久しぶりに日本の純文学を読んで、こんな人もいるんだ、
と素直に感動しました。

ブログ村の件は書いてしまってごめんなさい、よくなかったと思います。
不都合があれば適宜、処理してください。

お言葉に甘えて、また遊びに来ます。

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