« 映画「小説家を見つけたら」 | トップページ | 宮部みゆき「孤宿の人」 »

伊坂幸太郎「PK」

Pk

「PK」「超人」「密使」の3中篇。

この3つの物語はそれぞれ独立しているのだけれど、

僅かながら重なり、そして若干のズレを伴いながらも

繋がりを持っています。たぶんsweat01

自分の書いてることに自信ないなぁ~(@Д@;


「PK」

ここではA・B・C・D・Eで人物・時間を分けて

話を進めていきます。

A⇒ワールドカップ出場をかけた大事な一戦の模様。

B⇒小説家とその家族(妻と息子)、そして編集者。

C⇒大臣と秘書。ちなみに大臣とはBで出てくる小説家の息子の成長した姿。

D⇒居酒屋での男女。これは責任のない噂好きな傍観者、一般人枠かなsign02

E⇒Cの若かりし頃の大臣。初当選を果たしたばかりの27年前のお話。

形は違えどそれぞれ信念や勇気を試されています。

お気楽なのはDの居酒屋の男。ただただ鈍いsweat01


「超人」

偶然無責任に関わってしまう小説家三島とその友人田中君clover

彼らは飛び込み営業で訪ねてきた青年、本田毬夫の話を聞く羽目になってしまう((・(ェ)・;))

本田青年の話によると、サッカーの試合結果を伝えるメールを受け取ることにより、

未来の悪い事件を予知しているという。

そしてこともあろうに、事件を未然に防ぐべく、

事前にその犯人を成敗してることを打ち明けられます(´ρ`)

そしてそれとは別に進行しているお話が、

「PK」からがっつり流れを引き継いで登場している大臣shine 

本田青年とは縁があります。浅からぬ縁ですthunder

本田青年が大臣に言った言葉で印象に残ったのが、

 「間違いは、それを正すのを拒むまで間違いとならないそうです」というもの。

それにしてもスーパーマンはいるのだろうかsign02


「密使」

ここでは「僕」と「私」の二つのお話が展開されます。

ただどちらの側にいる人も、よりよい一つの未来を創るために尽力していることだけ

は確かです。そして残念ながら犠牲がつきものなのです。

そこでここでの話をすごく単純にしてしまうと、

「僕」というのは使命を帯びた男で、

「私」という男はある計画を実行するにあたって、未来を絶たれる寸前の男typhoon

けれど、「僕」という男が持つ特殊能力によって使命を果たすことに成功し、

結果的に「私」という男は未来を絶たれずに済むのですclub

最悪の犠牲は減ったということです。

ちなみに鍵となる密使は長い歴史を持つ嫌われ者shock

少なくとも好きだという人に私はお会いしたことがありませんsweat02


[PK」と「超人」では複雑とまでは言わないけれど、多少の流れを引きずって絡みます。

そして結果的にその最終的な答えが「密使」に繋がってしまったのかなぁsign02

でも単独で読むより3つ一度に読んでしまったほうが楽しめることは確かです。

間を開けずに読んでしまいましょうnote

« 映画「小説家を見つけたら」 | トップページ | 宮部みゆき「孤宿の人」 »

書籍」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500651/55427112

この記事へのトラックバック一覧です: 伊坂幸太郎「PK」:

« 映画「小説家を見つけたら」 | トップページ | 宮部みゆき「孤宿の人」 »

モーションウィジェット

無料ブログはココログ