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貫井徳郎「夜想」

Y

この表紙画像は、写真なんでしょうか?

それとも絵なんでしょうか?

この物語にとても相応しいものだなぁ、と

読み終えた後そう思い、まじまじとみてしまいましたclover


妻子を失った雪藤直義、32歳。

物に残った思いを読み取ることができる美少女

天美遙、二十歳。

家出した娘を探す子安嘉子。


雪藤は天美遙に出会ったことで理解され救われたと感じました。

それがいずれ宗教と呼ばれる第一歩です。

家出した娘に執着し必死で探す子安嘉子との出会いはまだずっと後。


特別な力を持つ人がいて、その人をサポートする人が現れ、組織ができて寄付を募る。

となると、やっぱりそれは宗教と呼ぶのかなぁsign02

新しい言葉でも生まれない限り、やっぱり宗教と呼ぶんですよね、きっと。

宗教と呼ばれることのジレンマ、理想とギャップ。


何をもって救われたことになるのか私にはわかりませんthink

家出した娘を探す子安嘉子はこんな風に思っています。

”女は思う。世界はいつも自分にだけよそよそしい。神か。神などいるはずがない。”

救いなんて求めていなくて、欲望だけが彼女を動かしているように感じました。


宗教は占いとは違います。

やっぱり救いが必要なのだと思う。

全面的にではなくても人が抱える個別事項の何かが救われたなら、

そしてその人がそれによって幸せならばいいじゃない、と思ったりするのです。

ただし、その人が自分で完結できるならばですが。

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