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小田雅久仁「本にだって雄と雌があります」

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心をくすぐられてしまうこのタイトル

「本にだって雄と雌があります」

この言葉を生み出したのは深井與次郎なる人物shadow

この手記を書いた土井博の祖父である。

與次郎はかなりの蔵書家で幻書蒐集家。

幻書というのは、そのまんま「幻の書物」、

隣同士になった本が産んだ本book

そこで深井家の禁忌

「書物の位置を決して変えてはいけない」

幻書というだけあって自由に飛び回るのだcloud

このとても扱いの難しい幻書を唯一持ち主の言葉に従わせることが出来るのが、

象牙でつくられた蔵書印pen

與次郎の家の蔵の中には、この蔵書印の押された幻書がたくさん息をひそめているのです。


話は戻ってこの手記ですが、博が息子・恵太郎にあてて綴ったもの。

與次郎と幻書についてはもちろん、與次郎に関わるまわりの人たち、

この手記を託される恵太郎自身も含め、くだらないことをまじえながらも、

一見出鱈目に進行して行くようにみえて、

謎解きのようにそれらは全てひとつの物語として繋がっていく。


”大阪の旧家で今日も起こる幸せな奇跡”


もしも自分の幻書を手に入れたなら開く勇気はあるのかしらconfident

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