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エレン・ウルマン「血の探究」

1503141

この本は、ニューヨークタイムズにて、

2012年の注目すべき100冊の1冊に選出された本book

ミステリではありますが、殺人はなしconfident

上下2段組みで書かれているのですが、

大きくは、第4部に分かれており、

細かくは125の段落わけがされているので、

割と読みやすいと思います。


この本に出てくるレギュラーメンバーは3名shadow

まず、一人目のレギュラーメンバーの「私」が1974年の頃を回想するところから始まりますbell

当時、50代の大学教授だった「私」が、サンフランシスコのダウンタウンにあるビルにオフィスを借りたことが物語の発端です。

その前に「私」という人物についてと、物語の下地を少し説明すると、

「私」は、子どもの頃から精神不安定で、35年の年月に渡るあいだ、週に1度、もしくは2度のセッション(カウンセリング)を受けていたということ。

「私」が借りたオフィスというのが、元々は1部屋だったものを2部屋にしたので、隣室の物音が筒抜け状態であることtyphoon

そしてその片割れの部屋の借主が、二人目のレギュラーメンバーである、カウンセラーのドクターシュスラーという人物であること。

これらが「私」を盗み聞きする環境を整えてしまいましたsweat02

そして盗み聞きされる3人目のレギュラーメンバーである、アラサーと思われる女性患者virgo

「私」はこの女性患者を救ってあげたいと思ってしまったのです。

容姿も名前すら知らないこの女性患者の声を聞き、毎週毎週息を潜め、セッションを盗み聞きして彼女がどのような容姿なのかを想像し、彼女が抱える問題に聞き耳を立てるtyphoon

彼女が抱えていた問題とは、アイデンティティの欠落clover

彼女はその理由が、自分が養子で出自がわからないためだと思っていましたthink

そこで「私」は盗み聞きしたセッション内容を基に、彼女の出自を調べますsign01

そして調べた内容を、偽名を使い、偶然知り得た彼女の自宅に送付し始めたのです。

決して自分の存在を知られるわけにはいきませんtyphoon

もう、「私」にとって、彼女のセッションを盗み聞きするというのは、薬物中毒に近い感じ。

この本は、ほぼ女性患者のセッションで構成されているので、

読んでいるうちに私は、いつもとは違う意味合いで続きを早くッ、となってしまいした(@Д@;

読んでいる私がこうなのだから、作中の「私」が患者を待ちわびるのは無理もありません。

だって、彼女に資料を送付するという干渉をしてしまったのですからclover

その反応、もちろん知りたくなりますよねnote

そして最後は・・・ そこで終わりsign02 って感じで終了coldsweats01

なので結論を楽しむのではなく、セッションの過程を楽しめる本でしたpen

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