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伊坂幸太郎「死神の浮力」

S1

~一年前、一人の少女が殺された。
犯人として逮捕されたのは近所に住む二十七歳の男性、本城崇。
彼は証拠不十分により一審で無罪判決を受けるが、被害者の両親・山野辺夫妻は本城が犯人だということを知っていた。
人生をかけて娘の仇を討つ決心をした山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる。~



死神について少し触れておくと、担当した人間を1週間調査し、死の可否の判定をするのがお仕事。

問題なければ可で、その調査対象は八日目には予定通り死亡するというわけ。

逆を言えば、その調査期間中に死ぬことはないってことです。

そして今回、死神の千葉の調査対象は、一年前に娘を殺害された小説家の山野辺遼。

山野辺は妻と共に、犯人である本城崇に復讐を果たすべく入念な計画を練っていたのですが・・・


相手の本城崇という男は、25人に一人いると言われる良心を持たない人間という設定。

彼に復讐を果たそうとする山野辺夫妻ですが、逆に本城崇が山野辺夫妻を陥れようと画策してくるので、ピンチの連続。

しかし、この物語には死神の千葉という真面目な男が、山野辺夫妻と行動を共にするというおかしな展開によって、結果的には山野辺夫妻をピンチから救っていたりするのです。

それに犯人である本城崇も、別の死神の調査員・香川という女性の調査対象でした。

結局彼も死に追いかけられていたわけです。

ですが、今回は死神のルールが試験的に少し変わっていまして、例えるならば、「はい」か「いいえ」の選択しかなかったものに、「どちらでもない」というのが加わったといったところでしょうか。死神の世界でも上層部が迷走しているようです。

そして本城崇はこのどちらでもない運命をたどることになるのです。


この本は「死神の精度」の続編となるわけですが、今回は長編、なので読みごたえはあるのですが、個人的には前回の短編の方が私は好きです。

もし、前作を未読の方は先に読むことをオススメします。

そうすれば、死神のこともわかるし、千葉が同僚の中でも真面目だということもよくわかります。それに愛着もわきますよhappy01

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