書籍

ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

Bj_2 これまで誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題、おばさん問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後までーー今話題沸騰中の著者が笑いと毒を交えて、自らの経験や失敗を開陳する宝石箱のようなエッセイ。20代、30代、40代女性の働き方、生き方に知恵と術を授けてくれる、女にとっての教典的物語でもある。モヤモヤ言葉にできない感情に片がつき、読後はスッキリ! 人気ブログ「ジェーン・スーは日本人です」のエントリ(検索は「ジェーン・スーは日本人です」まで)を加筆修正し、新たに書き下ろし20本を加えた全256頁。

理屈より気分を優先する女子メンタリティは、社会的弱者に宿るからこそ輝くもの。
社会経験とコズルイ知恵と小金を備えた女たちが「女子! 私たちはずっと女子」と騒ぎ出したら、
暴動みたいなものです。部外者が違和感(ずうずうしさ)を感じ、「あんたら、女子っていう
年じゃないでしょう! 」と文句のひとつも言いたくなるのも、無理はありません。

未婚のプロ、ジェーン・スーの真骨頂!



声を大にしては言えないけれど、道行く人の心の声のようなこのタイトルsign01

けれど中身は30本以上あるエッセイのタイトルのうちの1本。

で、結局のところ結論は、「女は生涯、いち女子」sign01 となっております。

本文では、女子というのを刺青に例えて展開してゆくのですが、すんなりとそれを受け入れていたわけではなく、抵抗があったという時期を経てだということが書かれていますよ。

そして私は思うのです。

女性に生まれた以上、大抵は、女子トイレ・女子更衣室を利用するのだから、ずっと女子というのは間違いではないと。

ただ、刺青の見せ方を間違えるのは避けたいですね(^-^;

他にも興味深かったトピックは、「Nissen愛してる」です。

ニッセンの品数はもちろん、サイズ展開の豊富さ、手頃な価格などを大絶賛。

私も利用したことがありますが、ここまでの愛はないです。

けれど、久々にニッセンのサイトをチェックしにいきましたよ。

目当てはもちろんバーゲン品です( ̄▽ ̄)

その他のトピックも、共感できるものからまったくできないものまであり、楽しく読むことができました。

伊坂幸太郎「死神の浮力」

S1

~一年前、一人の少女が殺された。
犯人として逮捕されたのは近所に住む二十七歳の男性、本城崇。
彼は証拠不十分により一審で無罪判決を受けるが、被害者の両親・山野辺夫妻は本城が犯人だということを知っていた。
人生をかけて娘の仇を討つ決心をした山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる。~



死神について少し触れておくと、担当した人間を1週間調査し、死の可否の判定をするのがお仕事。

問題なければ可で、その調査対象は八日目には予定通り死亡するというわけ。

逆を言えば、その調査期間中に死ぬことはないってことです。

そして今回、死神の千葉の調査対象は、一年前に娘を殺害された小説家の山野辺遼。

山野辺は妻と共に、犯人である本城崇に復讐を果たすべく入念な計画を練っていたのですが・・・


相手の本城崇という男は、25人に一人いると言われる良心を持たない人間という設定。

彼に復讐を果たそうとする山野辺夫妻ですが、逆に本城崇が山野辺夫妻を陥れようと画策してくるので、ピンチの連続。

しかし、この物語には死神の千葉という真面目な男が、山野辺夫妻と行動を共にするというおかしな展開によって、結果的には山野辺夫妻をピンチから救っていたりするのです。

それに犯人である本城崇も、別の死神の調査員・香川という女性の調査対象でした。

結局彼も死に追いかけられていたわけです。

ですが、今回は死神のルールが試験的に少し変わっていまして、例えるならば、「はい」か「いいえ」の選択しかなかったものに、「どちらでもない」というのが加わったといったところでしょうか。死神の世界でも上層部が迷走しているようです。

そして本城崇はこのどちらでもない運命をたどることになるのです。


この本は「死神の精度」の続編となるわけですが、今回は長編、なので読みごたえはあるのですが、個人的には前回の短編の方が私は好きです。

もし、前作を未読の方は先に読むことをオススメします。

そうすれば、死神のこともわかるし、千葉が同僚の中でも真面目だということもよくわかります。それに愛着もわきますよhappy01

辻村深月「盲目的な恋と友情」

M_2

これが、私の、復讐。私を見下したすべての男と、そして女への――。
一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の醜い女友達。彼らは親密になるほどに、肥大した自意識に縛られ、嫉妬に狂わされていく。そう、女の美醜は女が決めるから――。恋に堕ちる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。醜さゆえ、美しさゆえの劣等感をあぶり出した、鬼気迫る書下し長編。



晴れやかな舞台であるはずの結婚式。

けれど新郎は、新婦が盲目的に恋をした相手ではなかった。

なぜなら、新婦が盲目的に恋をした相手はもうこの世にはいないから。

そして物語は過去へと遡り、当時女子大生だった二人の女性の視点から、現在までの6年間の道案内をしてくれる。

前半は新婦である一瀬蘭花の視点。彼女はとても美しい容姿をしており、年上の指揮者・茂実星近に恋をしていた。それがどれほど盲目的であったかを。

そして後半は蘭花の親友の傘沼留利絵の視点。容姿にコンプレックスを持つ彼女にとって、蘭花への友情がどれほど盲目的であったかを。

そしてこの2編を読み終えたとき、モヤモヤとしていた答え合わせが終わる。


なんとも言えない読後感sweat02

前半の蘭花の心情がオモテならば、後半の留利絵の心情はあまりにも痛々し過ぎる、女性が決して悟られたくない裏の要素で出来ている。

美人と不美人の親友。

容姿にコンプレックスを持つ留利絵の視点を読み進めていくと、一言では言い表せない様々な感情で埋め尽くされていて、そのどれもが思わず残念なため息が漏れてしまうようなものばかり。

けれどこの後半の留利絵の視点で書かれたものがあるからこそ、一冊の本として興味深く最後まで読めるんですよねぇ~。

楽しい内容というものではないけれど、女性の女性に対する独占欲や優越感なんかも書かれていて、読んでいるとアホみたい、って思うんだけれど、多かれ少なかれ女性なら心当たりのある感情。

斜め上どころか遙か上をいくこじらせ方を留利絵に感じました。

岸見一郎/古賀史健「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」

K


~フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。~


哲人と青年の対話形式となっていることで、難しい言葉なども何一つなく、かなり易しく書かれています。

最初、青年は哲人を論破しようと哲人の元を訪れるのですが、哲人との対話を重ねることによって、反発しながらも最後は感銘を受けていくという構成です。

私自身は、かなりすんなりとこの本の内容を受け入れることが出来ました。

それはぼんやりとではあるけれど、普段自分も少なからずそう感じている部分があるからです。全面的にそうだという訳ではありませんがcoldsweats01

そうかもしれないなぁ~、と思えると同時に、納得するのが難しいなぁ~、と思うことがたくさん書かれてありました。


まず、アドラーの「目的論」sign01

これは「原因論」を否定するものです。

本では、引きこもりの青年を例に説明しています。

彼は過去に何らかの原因があり引きこもりになった⇒原因論

しかしアドラーの目的論にかかると、

順番は逆で、「外に出たくないから、不安という感情をつくり出している」というのです。

アドラーはトラウマは存在しないという考えなのです。

私は子どもの頃のことを思い出しました。

翌日の授業が嫌で学校に行きたくないsign01 と思っていたら熱が出た、こんな経験ありませんか(;;;´Д`) まぁ、これは単純なことですがcoldsweats01

けれど、人生の始まりはこのような単純なことからと考えると、全面的にとは言えませんが、そうかもしれないと思える部分が私の中にはありました。

そしてこの本の最後の方にこう書かれていましたpen

アドラー心理学をほんとうに理解して、生き方まで変わるようになるには、「それまで生きてきた年数の半分」が必要になる、と。

長く生きている分、それぞれが抱えた問題というのは、自分の中でこじらせているということなのかもしれませんthink

生き方を変えるというのは、かなり難しいと思いますsweat01

けれど、生きているうちにいろんな考えを知るというのは面白いですhappy01

すごく読みやすい本なので興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

アンドリュー・カウフマン「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」

G


~ある日、カナダの銀行に強盗がやってきて、人々から“もっとも思い入れのあるもの”を奪っていった。「私は、あなたがたの魂の51%を手に、ここを立ち去ってゆきます。そのせいであなたがたの人生には、一風おかしな、不可思議なできごとが起こることになるでしょう」その言葉どおり、被害者たちに奇妙なことが起こりはじめる。身長が日に日に縮んでしまったり、心臓が爆弾になってしまったり。母親が九十八人に分裂した男性もいれば、夫が雪だるまに変身した女性も……。なぜこんなことが起きるのか? 奇才が描く不思議な比喩の世界!~


本当に一風変わったありえないことが起こってしまう物語book

奪われた魂の51%は自分で回復しなければ命を落としてしまうことになるのだというshock

本当に不思議な世界coldsweats02

このお話は、つまらないと感じるか、想像力を掻き立てられるかの、どちらかしかないと思うthink

あっという間に読めてしまう本だったので、ちなみに私は2回読みましたbook

どのみち答えなんてないのだから、少し自分で考えるのも悪くないと思ったのですconfident

銀行強盗に出くわして魂の51%を奪われたのは13人shadow

それぞれ思い入れのあるものを奪われたわけだけれど、13人に起こる現象は様々typhoon

私はこう考えましたflair

奪われた魂の51%というのは、奪われる前から13人にとっては既に失くしていたもの、忘れていたもの、もしくは失うのではないかと恐れていたものconfident

それが形として現れた結果が不思議な現象clover

奇妙すぎる現象ではあるけれど、まだ遅くはない。

小さな気付きが魂の51%を取り戻すヒントに繋がるのだと思います。

自分にとっての魂の51%を、日常生活に当てはめて考えるといいかもしれませんねconfident

誉田哲也「ドルチェ」

D


~彼女が捜査一課に戻らぬ理由。それは人が殺されて始まる捜査より、誰かが死ぬ前の事件に係わりたいから。誰かが生きていることが喜びだから――。練馬署強行犯係・魚住久江。本部復帰を断り続け、所轄を渡って四十二歳。子なし、バツなし、いまどき肩身の狭い喫煙者……。タフだけれど生き方下手な女刑事が駆ける新シリーズ!~


コチラの本は連作短編集となっていて6つの物語が収められていますpen

主人公は42歳の女性刑事、魚住久江virgo

正義感も責任感も強い、ちょっぴり乙女な部分も垣間見えるといった印象confident

短編集なのであっという間に読めてしまうのはいいのですが、その反面物足りなさを感じるのも事実think

じっくりと話の筋を探求したい人にはオススメできません。

まぁ、主人公の女性刑事を好きになれるかどうかもカギかもしれませんねthink

ちなみに私は今の段階ではあまり好きにはなれませんでしたsweat02

正直なところ、一緒にいたくはないタイプだったもので・・・

けれど、このシリーズの次に出ている「ドンナ ビアンカ」という作品が長編らしいので、そちらの方をじっくりと読んでみたいとは思いましたhappy01

清水玲奈「世界で最も美しい書店」

W


この本では、世界に点在する20件の書店が紹介されていますshine

そのどれもが、趣きは違えど、とても心惹かれる本屋なのですchair


エーゲ海を臨めるギリシャにあるアトランティス・ブックスwave

廃駅を再利用してできたイギリスにあるバーター・ブックスbullettrain

真っ白な壁にカラフルな色使い、子供が喜びそうな、中国にあるポプラ絵本館book

1906年創業のネオゴシック様式のポルトガルにあるレロ書店shine とても美しい建物sign01

13世紀末に建てられたゴシック教会が変身して出来たオランダにあるセレクシス・ドミニカネンbell

それから、劇場の趣きはそのままに本屋として再生したアルゼンチンのエル・アテネオ・グランド・スプレンディッドchair

2階、3階席に並ぶ蔵書にみつめられているようですcoldsweats02 

そして日本からは、東京にある代官山蔦屋書店がエントリーcrown

とても落ち着いた雰囲気が素敵ですshine


どの本屋の写真もほぼ無人の状態で撮影されているので、お客様が入るとどんな感じなんだろうconfident なんて想像するのも楽しいですnote

私が普段よく足を運ぶ本屋さんといえば、商業施設の中にある大型書店book

明るい店内に整理された本。

そこでよく目にするものといえば、宣伝ポスターsign01

それと書店員さんによるPOPpencil

この本ではそういったものは目につきませんでした。

ポスターもPOPもわかりやすくていいとは思うのですが、時には邪魔になることがあるのかもしれませんねconfident


この本では気軽に入れそうな本屋から、ちょっと入るのを躊躇しそうな、入ってもいいのかな?なんて思ってしまいそうな本屋までを私は楽しむことができましたhappy01

写真が中心なのでパラパラめくるだけでも楽しいですよclover

京極夏彦「書楼弔堂 破曉」

S


明治二十年代の半ば、雑木林と荒れ地ばかりの東京の外れにて、日々無為に過ごしていた高遠は異様な書舗(ほんや)と巡りあう。
店の名は、書楼弔堂(しょろうとむらいどう)。 古今東西の書物が集められたその店には、最後の浮世絵師月岡芳年から書生時代の泉鏡花まで、迷える者達が〈探書〉に訪れる。
変わりゆく時代の相克の中で、本と人の繋がりを編み直す、書店シリーズ、第一弾!



3階建ての燈台のような建物building

そこが書舗だと知らなければ、誰も書舗だとは思わない。

その書舗の屋号は ”書楼弔堂” book

10歳くらいの美童・しほると、30代だとは思われるが、年齢不詳の白い着物の主人・通称弔堂が迎えてくれます。


物語は連作短編となっていて、案内役をしてくれるのが、元旗本、しかも裕福な元旗本sign01 である高遠彬(35歳)、妻子、実母あり。

現在は、妻子・実母を武家屋敷に残し、自分は余所に空き家を借りて隠遁生活(^-^;

彼が出会った6つの物語が収められていますnote

そしてその6つの物語に登場してくる人たちは歴史上の有名な人物たちばかりshadow

揃わぬ本は無いと言われる程の夥しい数の蔵書を抱える「書楼弔堂」へとやってくるのです。

弔堂の主人が言うには、本を売るのがその本にとっての供養なんだとか。

人生でたった一冊の大切な大切な本を見付けることができた人は、仕合わせだとも言っています。

そんな弔堂のご主人のお客様への対応はというと・・・

まずは、お客様の話を聞いて、同意し、意見し、そして最後は持ち上げるsign01 というそつのない対応shine

あくまで私の印象ですcoldsweats01sweat01

探偵のようでもあり、カウンセラーのようでもある存在clover

高遠による弔堂の主人の描写を聞く限りにおいては顔色が悪そうですcoldsweats01

物語的には、巷説百物語シリーズや百鬼夜行シリーズを読んだことのある人の方が、すんなり読み進められるかもしれませんねhappy01

それに百鬼夜行シリーズを読んだことのある人は、最後のお話の登場人物にテンションが上がると思いますnote

百田尚樹「モンスター」

0514_4

簡潔に述べるとするならば、

整形女性のこれが私の生きた道sign01 

それでは詳しく内容を追っていきますねdash


・田舎町に生まれたブルドッグ顔の超ド級の醜い女性・田淵和子
    ↓
・そのせいで不当な扱いを受け続ける。
    ↓
・しかし思春期に入り、中学の先輩に恋をするheart01
    ↓
・思い切って先輩の卒業式の日にマフラーを送るも、和子はそのマフラーを野良犬が巻いているのを目撃sign01 ショックを受けるshock (後にこの先輩は、整形後の和子にくだらない報復を受けるthunder
    ↓
・そして高校生になった和子を待っていたのは、最も美しい思い出である幼稚園の時に守ってくれた王子様heart04 その名はエイスケsign01 
    ↓
・自分の顔に並々ならぬコンプレックスを抱えていた和子weep
逆にカッコ良く育っていたエイスケshine とてもじゃないけれど、あなたの初恋の相手は私よ、とは言えないsign03
    ↓
・その結果、エイスケに軽くストーキングsweat02 だけでは済まず、彼が盲人になれば問題ないわ、と毒を盛る和子(lll゚Д゚)
    ↓
・その代償はモンスターと呼ばれ、町の有名人にsign01
家族からは見放され、東京の短大に進学、という形で体よく追い出された、だけではない。
母方の祖母に養子に出され名前も変わった。田淵和子 → 鈴原美帆へチェンジsign01 
    ↓
・短大時代もいいことはなく、就職してもいいことはなく25歳で一重まぶたを二重にを整形sign01
ここから美帆(和子)の全てが変わるsign03 まさしく超強気にチェンジcoldsweats02
    ↓
・その後は整形を繰り返す。その費用を稼ぐために風俗の世界へ足を踏み入れるも、ここでも醜い顔が邪魔をするthink 中々雇ってもらえずSMクラブからのスタートtyphoon
    ↓
・そして全くの別人になるくらいに整形を繰り返して絶世の美女にshine
美女の生活を味わい、身体を壊し、結婚離婚を経験し、気付けば38歳にヾ(;´Д`A
ここで地元に戻り、瀟洒なレストランをオープンさせ、かつてはモンスターと呼ばれた美帆(和子)は町一番の美人の座を手に入れるshine 
    ↓
・美帆(和子)が地元に戻った目的とは・・・ エイスケへの情念( Д) ゚ ゚    
地元に戻ってからの様子はぜひ本でbook


う~~~ん、どうなんだろうsign02 

正直、そんなにまでしてすることがコレかsign01 と思わずにはいられないthink

美帆(和子)に同情の余地は有り余るほどある、けれどけれど、実に堕ちている。

地元に帰ってしたいくつかの趣味の悪い意地悪の延長線上にあるような報復typhoon 

結局一番は異性の存在sign01 異性の目、同性の目sign03 見返してやりたいという執念sign03


そして賛否両論ある整形sign03

私は整形したい人はすればいいと思うけれど、整形している人をどう思うかと問われれば、怖いですweep顔を整形してしまえる人が怖いですsweat02

性格がどうとかこうとか言いますが、整形した時点でそれを語る資格を放棄していると考えます。整形しておいて中身を見てsign01 とか中身が好きsign03 というのは矛盾するからthink 

見た目を重視した結果が整形ですからね、それはおかしいsign03

整形して前向きになったとか明るくなったとか喜んでいる人もそれはそれでいいと思う。

親にもらった身体とかそんなことを言うつもりは更々ないし、そんな風にも思っていない。

ただ、顔の造作を変えてしまえるというのは、どんな嘘でもつくんじゃないかと勘繰ってしまうsweat02

だから個人的には、顔を整形して平然としている人のことはやっぱり怖いのですshock


これから整形しようと思っている人は、この本で美帆(和子)が、美容クリニックでカウンセリングを受けている様子も書かれているので、参考になるかもしれませんね。

整形のリスクをよく考えることも大切だと思いますthink


そして最後まで読んでわかったこと、というか思ったこと、それは・・・

美帆(和子)とエイスケは意地悪な見方だけれど、人の本質が天秤で釣り合っていてお似合いね、ってこと。 

最後にもう一つ、和子という名前にモヤッとです

だって逃亡犯だった(その間に美容整形を繰り返していた)福田和子を思い出すからcoldsweats01 

内館牧子「カネを積まれても使いたくない日本語」

050514a


日本語しか話せないけれど日本語って難しいsign01

正直なところ、これでは何も話せないと思ってしまうほど、

普段何気なく使っている言葉が掲載されていましたsweat01


それは第三章の断定回避の言葉sign01

そのなかの ”あいまいにぼかす” という項目(;;;´Д`)

少し紹介すると、①かな ②みたいな ③感じ ④とか 等々。

本に書かれている例文のような使い方はしないとしても、

自信のなさが無意識にこの言葉を使ってしまうsweat02

不快に思う方がたくさんいらっしゃるようです(^-^;


反対に、私もこれは不快だな、と思ったのは、第二章の過剰なへり下りsign01

その中の ”ヘンな敬語” という項目flair

丁寧な言葉使いのつもりなのかもしれないけれど、何にでも ”様” をつけたり ”さん” をつけたり、頭に ”お” をつけたりされるのはちょっと気持ち悪いですsweat01


他にも、確かにこの言葉はよく聞く、というものがたくさん紹介されています。

けれどその言葉のどれもが、かなり浸透してるんですよねthink 老若男女問わずcoldsweats01

だから言葉によってはもう誰も注意できないし、日常生活でそれをおかしいと思うことすらないという状況なのだと思います。

もし誰かがその言葉遣いがおかしいよ、って注意したとしても、注意された方はこの人何言ってるの? 位の反応しか返ってこない可能性のほうが高いかもしれませんねthink


そして ”第五章の誰が悪いのか” では政治家の発言等を紹介しているのですが、そのどれもが一度はニュースで耳にした言葉のオンパレードsign03

いちばんよく聞く言葉としては ”遺憾” 便利に使いまわされていますよね(-ε-)

他にも、政治家ならではの言い回しなど、改めて聞くとちょっと笑えましたcoldsweats01 

自分の言葉遣いを反省しつつ、最後まで楽しく読めましたbook

より以前の記事一覧

モーションウィジェット

無料ブログはココログ